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3日目 その1:2007年1月2日 雨→くもり→晴れ
∽∽∽イタリア・ローマ/バチカン市国∽∽∽

6時過ぎに起床。
夜中ガタガタと音はしていたけれど(防音性は低いらしい)10時間近く眠れたのでとてもさっぱりした。出発まで、準備や調べごとであまり眠れなかったその疲れが一気に噴出したようだ。

テレビで天気予報をチェックするけれどやはり今日は天気が悪い模様。無念ではあるけれど、カプリ島の青の洞窟へのチャレンジは諦めるとしよう(涙)。

むむ。 7:45に朝食ルームへ行くと、山積みになっているパン。・・・うむむ、見る限り・・・。まーるいパンケーキに賭けるのだけど、やっぱり甘!どうしてこんなに甘いのかね。一方でフレークは全然甘くないし(けど、まだこっちのほうがマシ)。

バクバク食べるむ。を横目にカプチーノを飲むのだけど、昨日のホテルのマシーンほど泡立ちはよくない。朝食は全体的に×!
まずはテルミニ駅のプラットフォーム24番のチケット売り場で無事ローマパスをゲット。やったね!

随分しっかりとした入れ物に入れてある。プラスチックのバーコードがついたローマパスと、地下鉄とバスに3日間乗り放題のチケットの裏側にサインをしておく。
ついにゲット!(サイン中)

ローマの地下鉄はA線とB線の2つしかないのでとてもわかりやすい。

東京・大阪・ニューヨーク・パリ・・・どこも複雑だった。ローマももっと線が多くても不思議ではないのに、と出発前にガイドを見て思っていたのだけど、本屋さんでたまたま捲った本にこんなことが書いてあった。

どこを掘っても遺跡にぶち当たる。それを避けようとして別のところを掘ってもまた遺跡。だからローマの地下鉄は路線を増やすことがとても困難、と。

When in Rome do as the Romans do.
Rome was not built in a day.
All roads lead to Rome.


まだ少ししか歩いていないし、わたしは地上しか見ていないけれど、それでもその本の言葉にも、ローマを使ったことわざがいくつか存在するのにも頷ける。汚い汚い、と言いながらもすごい街なのだ(歩いていてもフツーに遺跡があるしね)。

ギューギューの満員のメトロAに乗っかって、向った先は
バチカン市国。言わずと知れた世界最小の独立国家である。最小と言ってもピンとこないと思うけれど、大きさで言えば東京ディズニーランドとほぼ同じ大きさなのだそうだ。

あ、バチカンへ行くためにパスポートは要りませんYO!
知ってるって?

わたしたちはカトリックではないのですが、一体総本山が一体どのようなところなのか、興味津々で訪れたわけです。しかし、ここもまた
めっちゃ人・多!!パラパラと雨が降る中、9時過ぎの時点でバチカン美術館になんて危険なほどに人が並んでいました。あまりの人の多さに怯みながら、わたしたちは先にサンピエトロ寺院へ行くことに。

晴れてきたー! それがここも結構な人!

だと思っていたのですが、荷物検査のための列で意外と進みは速くすんなりと入場(待ち15分)。雨も上がってきたし。わーい。

でか。 こういう風景好きです

せっかくなのでクーポラまで登ろうとチケットを買おうとするのだけど、そこの方が待ちました。これだけ人気のスポットなのだからせめてチケット売りの人を2人にして欲しいのですが・・・←1人でせっせと捌いていました(笑)。

エレベーターで7ユーロ、階段で4ユーロ。もちろんわたしたちは歩いて登ります。


待て〜!! ぐーるぐる、ぐーるぐる。

それにしても他の人たち、めちゃくちゃ歩くのが速いです!(白旗)

それほど長いわけでもないので、元気な方は歩いてみもいいんじゃない?と言えるくらいの長さですよ。
サンピエトロ大聖堂と言えば大体ここからの写真が紹介されている(クーポラ内部のバルコニー、と言うらしい)。

ここから眺めて見たかったんだよね。

来ちゃったYO!
大聖堂の内部が上から見下ろせちゃうよ!圧巻。
おーすっげー!

わたくし、ここまでしか上がれないと思っていたのですが、実はまだまだ上へと行けちゃうのです。一旦外に出るのですが、ナントナント朝の雨はどこへやら。

ワッショイワッショイ!
めっちゃ晴!

ひゃっほい!ですよ。
でもこれならカプリ島へ行ってもよかったかも?(笑)

で、ルンルン気分で最後の階段をダッシュするわけですが・・・

変な階段
めっちゃ狭!

こんな感じで、上部へと行くに連れてまっすぐでは歩きにくくなってきます(笑)。

で、外の世界へ飛び出すと。

いい景色☆
おぉぉー!!

























完璧ではなかろうか
サンピエトロ広場、キターー(☆∀☆)!!

しかしよーく目を凝らして見ると、サンピエトロ寺院に入るためにぐるっと一周、人が並んでいるの、ワカリマスカ?カトリック教会の上に君臨する大寺院。圧倒的過ぎます。

下へ降り、今度は15世紀に再建されたという寺院を見上げてみる。当時活躍した建築家や彫刻家が総動員されたこの寺院。有名なミケランジェロのピエタ像の画像を撮り忘れたらしく、手元にはない。ピエタ像を忘れるくらい(?)、細部にまでわたる豪華で繊細で芸術的なこの寺院のとりこになっていた。

一体どれだけのお金がかかったのだろう。どうしてここまでする必要があったのだろう。造った人たちは、世界中からこんなにもたくさんの人がここにやってくることを想像できたのだろうか・・・

今になってみればそんなことを思ったりもするけれど、そこにいたときはそんなことを思うこともなく、あまりの美しさにうっとり。見入っていた。

建物そのものの美しさは言うまでもないけれど、採光をよく考えたつくりになっていて、美を一層引き立てている(とシロウト目にもそう映る)。

うむ。

眩しいよ・・・
まだお昼なのに、既にお腹いっぱいになっちゃったような。お昼ごはんは食べるけど(笑)。

すごいところに来てしまった、そんな気がしてならないわたしでした。




















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