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6日目  その2:2007年1月5日(金) はれ
∽∽∽イタリア・ピサ→フィレンツェ∽∽∽
13時ごろフィレンツェへと戻ってきた。

腹ペコになったわたしたちは、SMN駅に程近い、とあるレストランで食事をすることにした。店内は奥へと長細く、小奇麗だけどそれほど緊張も必要ないというようなお店だ。

イタリア料理は前菜だの、第一の皿だの、第二の皿だの、ピザだのデザートだの・・・


日替わりランチでええやん。


だなんて生粋の日本育ちのわたしなんぞは思ってしまうわけなのだが、ガイドに書いてある「レストランでのマナー」なんて読んでしまうと、ついつい背伸びをしてあれやこれやと注文をしてしまうわけだ。

だけどNO!

やっぱり食べたいものを食べるべきなのである。うむ。
(観察していると、他の人たちもピザと水だけで終わる人もいるくらいだから無問題のはず。超高級店は知らないけど)

○ピザが1枚食べれるのはうれしいね。
念願の・・・ レストランではなかなかうまく撮れないなぁ

今日のランチは、2人でカプリチョーザピザ×1、カルボナーラスパゲッティ×1、アラビアータスパゲッティ×1、水、カプチーノ×2で33ユーロ。

本日ようやく念願のカルボナーラにありつくことができました。わーい。透明のお皿に乗ってやってきたカルボナーラはなんだかとってもおしゃれ(写真がダルダルに見えるのは既にわたしが手をつけてしまったから)。

しかし、わたくしとても不思議なことがあるのですが。

イタリア人ってパスタを食べるときにスプーンを使わないのですか?

何故か最初からテーブルに用意されているのは、フォークとナイフ。いや、フォークはわかるんですけど、何故ナイフ?お肉を注文した人用?でもスープのメニューもあるんだから、スプーンもあってよくない?

初めはそのお店がたまたまなのかな、と思ったのですがどのお店でもそうなので。別に上品ぶっているわけではないのですが、パスタはわたし、クルクル巻いて食べたいんですよね。まぁ、スプーン持ってきてって頼めばそれでいいんだけど。

あと、

イタリア人って猫舌なのですか?

これもたまたまかなと思ったのですが、出されるパスタがどれもこれもぬるい。アツアツを食べたいんですけどねー。何故ぬるいんだ。イタリアにラーメン店があっても、ぬるいのがでてきそうなそんな感じです。

仮に、作ってから出すのが単に遅いだけなら、どれだけ遅い店が多いっちゅーねん、って感じです。今まで食べたパスタが全部そうだから。
イタリア人がマイペースだからって、仕上がってから出すのが遅いのなら許しませんよー。わざとアツアツじゃないのを出しているんですかね。謎だわ・・・

ちなみに味は普通。だから特別紹介はしません。

カルボナーラは、ベーコンでしか食べたことなかったので、豚肉を使っていてびっくり。もうブタ臭ですよー(笑)。ブタ肉好きのむ。はおいしいおいしいって食べていたけど、臭いがきついかな。わたし的に、一番当たりはずれがないのがアラビアータではないかなと思います。

それと気になるのが(まだあるんかい)・・・

イタリア人ってクレジットカードでの清算が苦手なんですか?

本当、どこで使っても超遅いんですけど。機械相手だと速いんだけどねぇ。

それでも今までに比べたらはるかにマシなお店だったので、そこそこ機嫌よく午後からを過すことができそうだ。食事って本当、大切よね。うんうん。

まだまだ青いぞ。 これだけ天気がいいのだから、登ろうではないかと向った先はドゥオモ。

ジョットの鐘楼も随分青空に向って伸びているように見えます。どちらにも登るつもりで居たのだけど、今日のところはドゥオモへ。クーポラへは1人6ユーロ。

今日のドゥオモはこれ以上がないのではというほどに、美しかった。
美!
内部はこんなに広かったのか、というほどの空間だ。狭い通路を進んでいくけれど、前の人が立ち止まっても誰か急かすわけでもなく、のんびりと。

誰もがこの建物の中での時間をゆっくりと過したいからでしょう。
撮るの大変だった・・・
知らないおじさんです。 一部、登りの人・下りの人が同じところを通らなければならない部分あり。

待つのがいやな人は、朝イチに行くことをおすすめします。

青空が待っていると信じていたのに、外に飛び出してみると待っていたのは白い空。あらら(笑)。そんなに時間がかかっちゃったんだね。

多くの観光客が、思い思いの時間を過しています。わたしたちは2人がそれぞれ、映画の世界にどっぷりとハマっていました。もちろん気分は
ケリーチャン

え、もしかしてむ。は
竹之内豊
もうこんな時間
同じような建物が並ぶだけなのにね
パチリ 何気にカッコつけているみたいです(笑)。

下から盗み撮り。

冷静と情熱のあいだ、という映画では、アオイと順正という2人が、アオイの30歳の誕生日にドゥオモに一緒にのぼろうという約束をします。

2人は離れ離れになっても、他に恋人ができても忘れることができなかった約束。

もっと他にも景色が素晴しい場所はあると思う。だけど、どうしてこのフィレンツェのドゥオモを選んだのか、わかったような気がした。勝手な想像だけど、これが東京タワーだったとしたら、順正もアオイも現れなかったのではないかと考えてしまう。

ほのかにピンク色 下りてみても、随分時間が経過したことを再確認できた。

ジョットの鐘楼にも、天気がいい日に登れたらいいな。

露店をみたり、かわいいキッチン用品のお店を覗いたりしていると、地面に絵を描いている人を発見。紙にでさえ、うまくかけないわたしには、どうしてこんな風に堂々と描けるのか、とても不思議でならない。

3人ほど描いていたのですが、何やら3人とも日本の方だったのでは?というような気がしました。一生懸命作業中だったのでさすがに話しかけられなかったけれど・・・似顔絵やさんはわんさかいるけれど、こんな風に描いている人はほかに見かけなかった。ブラボー。

日本でもやってほしい 家あるんだ、やっぱり

あと、露店の人も片付けるんですね。ゴトゴトと轟音が響くと思ったら大移動していてびっくりしました(笑)。

たくさん歩いてお腹もペコペコ。

通りがかったお姉さんが試食でくれたパンがなかなかおいしくてフラリと入ってしまったレストラン(名前を忘れてしまった・・・)。どの店員さんもテキパキとしていてとても笑顔がよく、なにより、お店の中に活気があってとても居心地がよい。

シーフードピザ。 えびちゃん
にんまり。

注文の品は、海老のトマトソース・バターライス付き、シーフードピザ、カルボナーラ、コーラ×2、ティラミス。ティラミスって、「ティラミゥ」って言うんですね。お昼に言ったお店の人が「ティラミゥ売り切れです」と言っていたのでマネっこして言ってみたら笑われました(笑)。それにしても、でかすぎるぜ、ティラミス。4ユーロでしたが、1つを2人で分けてちょうどいい。

だけどおいしかったなぁ・・・とろけるようなティラミス。ティラミスの意味は、「元気を出して」。

なんか、だんだん思うイタリアに近づいてきました。にんまり。

それにしても、何故か川合奈保子の「けんかを止めて」という歌のメロディで「げんきをだして〜」と言ってしまうわたしです(そんな歌詞もありましたっけ?)。

姉の影響なんですけどね。あーやだやだ。



















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